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童話から入るイタリア語 

 今日は、この本について書く。童話からどうやって入るのだろう、と好奇心を感じ、そんなことできるの?と半信半疑のまま、購入したのがこの本。
童話から入るイタリア語 最初級編

 結論、私は童話からは入れません。
 童話を中心にして語学を学ぶ、ということで、まず軸になる童話があり、そこに出てくる文法を学習しながら、あくまで童話にこだわり、例えば話の続きを書くとか、ストーリーのバリエーションを別の語彙を使いながら見ていくとか、童話の世界に遊び、童話に浸りながら語学を学んでいく、というマニアックな方法を想像していた。この本の表紙から動物が出てくる童話であることが想像できたので、うさぎ、くま、りす、と言った単語ばかり覚えるのもどうかと思ったが、そこから基礎文法が身に付くならそれはそれで良い、と思ったりもした。
 
 ところがこの本、童話のページ(最初から23ページまで)は可愛い絵がついていて絵本っぽいし、付録のCDは童話の朗読そのもので、語学学習書のCDを感じさせない、ここまでは良いのだが、その他のページは全くもって普通の文法書なのだ。大体、童話から語学に入りたいという人は、普通の文法説明や練習問題などを嫌がる人なのではないのだろうか。それなのに、この本の定冠詞の説明は、「名詞が(1)男性名詞の単数・複数 (2)S+子音、もしくはZで始まる男性名詞の単数・複数(3)女性名詞の単数・複数 (4)母音で始まる男性名詞の単数・複数 (5)母音で始まる女性名詞の単数・複数かで定冠詞が変化するのでしっかり覚えましょう。」とある。そのとおりであるが、不親切すぎないだろうか。こういう説明を聞きたくないから童話から入りたいと思ったのに、裏切られた気分になる読者が出たりはしないだろうか。文法についての練習問題も、童話を全く無視したごく普通の練習問題である。それなら童話は必要ないし、別にこの本でなくても、というのが正直な感想だ。この本の童話が全然面白くないのも不満なのだが、それ以前に、童話と言っておいて結局普通の文法説明に終始しているところに納得が行かない。

 この本の帯に「入門書だけど専門的」「カワイイけどそれだけじゃない」と書いてあるが、これがこの本の中途半端さを暗に示唆しているように思えてならない。

 私は童話だって嫌いじゃないし、可愛い絵も好きなのに、この本に一通り目を通しながら(練習問題も一応やった)、別に絵や童話なしで勉強すればいいじゃないか、と思わずにはいられなかった。
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イタリア語基本動詞活用特訓

 イタリア語の教材を新しく買った。といっても教材というほどのものではない。100の動詞の活用表の小冊子である。



 限られた数個の動詞以外はきちんと覚えていないので、フランス語から適当に類推して言ってみると会話では通じることが多いし、書く時は(あまり書くことはないのだが)辞書で調べて済ませていて、ちっとも頭に入っていない。動詞の活用をもっと真剣に身に付ける必要を感じて動詞専用のドリルをやってみたが、教材が良すぎて動詞の活用以外にも単語や表現が勉強できるようになっているもので、逆に動詞だけが載っている芸のない教材はないものか、と思っていた。動詞活用表専門の本としてフランスでは有名な
ベシュレルは持っているのだが、あれは動詞の数が多すぎて初級者としては全部覚える気になれない。基本的な動詞だけの活用表を求めていたのだ。そして見つけたのがこれ。何のことはない、見開き1ページに三つずつ動詞が載っていて8種の動詞活用と現在分詞と過去分詞が書いてある、という小冊子である。安価だし、アマゾンで見たら評判が良かったので買ってみた。レイアウトが変に凝っていなくてシンプルで見やすい。こういう単純なものが欲しかったのだ。本当は頻出度順に出ているものが欲しかったので、アルファベット順になっているのが惜しい気がするが、それは仕方ない。活用辞書的な使い方も出来るという利点もある。

 このようなものは自分で基本動詞を選んで作ればいいと思うし、実際作りかけてはいたのだが、作るのに時間がかかるわりに書き方に一貫性がなかったり、美しい仕上がりにならなかったりして、不満足だった。手書きにしていたのでワープロで打ち直すかぺシュレルからコピーして切り取りダイジェスト版を作ろうかとも思っていたが、作業として煩雑で、やはりこれを買った方が安いと思った。なんせ5ユーロもしないのである。

 見開き1ページにある3つの動詞を1日分として毎日3つずつ覚えていくこととし、息子にテストしてもらうことにした。やってみるとこれが案外多い。8種の活用のうち3つはまだ文法として勉強していないので割愛したのだが、それでも多い。直接法現在と半過去以外は大体しか覚えていないという今までのいい加減さが祟っていると思う。しかし千里の道も一歩から、というわけで、とりあえず100の動詞を覚えることにした。

 活用のしくみ自体は大体覚えたのだが、大体ということもあり、いざというときに考えないと出てこない。それでは結局使えないのであって、しくみのまとめの表は何度も見ているのでそれはもういいから、一つずつの動詞を活用させて叩き込もうというのが狙いである。フランス語で散々やったのに、またここでイタリア語でやるのか、と思わないでもない。ロマンス語系の言語は金輪際やめよう、イタリア語がある程度のレベルになったら他のロマンス語系の言語には手は出すまい、と思いつつ、動詞の活用表を見ながらブツブツやっている。学習ノウハウはあるのだよ、でもノウハウだけあってもね~、と反省したりして、完全に精神論の世界である。テストを通して息子に「努力」ということを分かってもらいたいと思ったりもするのだが、人のことより自分の動詞活用・・・。

 どこまで根性があるか、という感じなのだが、大人の場合、仕事で忙しいと根性だけではどうにもならない時があるので、合間を見てなんとかやることにしよう。止めないことが肝心。

 私の場合、フランスの教材の方が安いし手に入りやすいのでたまたまこれにしたが、日本に同じような基本動詞の本はないのだろうか、と思って調べてみた。
イタリア語動詞活用表というのが見つかった。不規則動詞だけで91載っているそうなので当然100以上の動詞が出ていそうだが、ここから自分で選んで覚えるのも良いと思う。

 

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プロフィール

まゆの

Author:まゆの
1991年よりフランスに住んでいる。いろいろな言語をかじってはいるが使い物になるのはフランス語と英語だけ。中国語に限らず独学は初めて。こんなところで一人で何ができるのか挑戦してみようと中国語を始めるも思うように進まず、勉強を継続するためにこのブログを立ち上げた。その後、前に少し勉強したが忘れ去っているアラビア語とイタリア語も少しずつやり始めた。現在は、時間的な事情と学習環境が作りやすいイタリア語に集中することにして、あきらめずに続けている。メインブログとしてフランス語とフランス生活のブログを運営している。

2010年10月からしばらくイタリア語に集中することにし、

現在のメインテキストは
Allegro 3. +CD. Libro dello studente ed esercizi
その他、自主学習用にいくつかの参考書や問題集を使用している。

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