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ピンズラーというメソッド

 前に紹介したFarberの本に、Pimsleurというメソッドが良い、と書いてあったのを見て以来、前から耳にしているこのメソッドに新たに興味を持ち始めた。

 中国語、アラビア語、イタリア語と学習言語も定まり、私の当初の構想通りの三つ巴となったため、いろいろな言語を扱っているシリーズにも興味がある。

 そこで、るもんがさんのサイトで以前紹介でされていたサイト(英語のサイト)でピンズラーを視聴してみた。中国語とイタリア語のレッスン1(30分間)を聞いてみた。アメリカのメソッドなので、英語でナレーションが入るが、学習言語のレベルが低いこともあって英語は問題ない。 中国語のピンズラーはレベル1のみ日本語版が出ているようなので調べたが、海外には発送しないらしいので早々にあきらめた。(別に英語でもいいさ。)

 テキストは見ずに音声だけで練習するというこのメソッド、文字表記が複雑でないイタリア語には向いているかもしれない、とまず思った。話せるようになれば、旅行などで使う機会も中国語より多い。(なんせイタリアはすぐ隣なのだ。)

 そこでイタリア語から視聴してみた。

 Italianoという単語を例に取ると、アーノ、リアーノ、イタリアーノという具合に分解して繰り返す。新出の語彙や文や表現など、全てをこの後ろから構築する方式で繰り返していく。イタリア語は発音が聞き取りやすいので、不必要に丁寧に思えたが、中国語にはいいかもしれない。もっと発音が複雑な言語には有効な方法だろう。

 短いスキットをまず聞き、これがレッスンの最後には分かるようになります、と説明が入る。そして一語ずつ、一文ずつ分解して繰り返し、解説も入る。ただ文法の体系的な説明はなく、イタリア語の動詞の活用も、文の中で繰り返しているうちに「私」のときはこの形、「あなた」のときは別の形、と気が付くようになっている。中国語は活用はなく主語を変えればよい、と説明があった。否定文や疑問文も、例文を繰り返すことで覚えていく。スキットにない文も作るし、前に出た文や単語が数分後にまた出てきて繰り返す。こんな風なので、短いスキットに30分かかる。レッスンの最後に80%分かっていれば次のレッスンに進んでいい、また後で繰り返し出てくるので今分からないこともそのときに分かる、と説明があった。

 つまり、CDの中に復習が組み込まれているので、自分で復習はしなくてもよい。なるほどただ聞いていればいい、というのはこういうことか。

 教材の性質上、飛ばして聞いたりはしにくく、しつこく繰り返すので、合わない人も居ると思うが、私はやっていて不快ではなかった。語学を独習する場合、口頭の会話の練習はどうしてもやりにくい。だから、知っているけれど口をついて出てこないことも多い。そこで突然ネイティブと話す機会が巡ってきても、話し慣れていないので逃してしまう。このメソッドでの練習によって、こういう問題が減るのではないかと思った。反射的に話す練習が出来るからだ。またCDのスピードはナチュラルスピードに近いように思った。(フランス語のレッスンを視聴すればナチュラルスピードかどうか分かると思うが、フランス語は聞いていない。)これは重要なことだ。高価な教材なのだから、すぐ使えるスピードに慣れるようでなければ意味がない。

 そう、この教材の問題点は、まず値段。中古で半額ぐらいになっているが、それでもまだちょっと高い。というのもレベルⅢまでやると90レッスンだが、レベル1のみだと30レッスン。このスピードで30レッスンでどこまで行けるのか。やはりレベルⅢまでやり終えるぐらいでないと、基礎レベル終了に辿り着けないのではないか。

 そんなことを考えているときにどこかの掲示板(日本語)で、レベルⅢまでやってもスピードラーニングが難しい、と書いてあるのを見た。スピードラーニングがどんなものか知らないので分からないが、宣伝には誰でも始められるみたいに書いてあったと思うので、そんなに高度なレベルではないだろう。うーむ・・・。

  しかしこのメソッドの熱烈なファンもいるようで、数ヶ国語を次々と購入している人もいるようである。うーむ・・・。

 ここまでで、三つ巴の一つ、アラビア語を無視しているのはなぜか。それは会話をやる気が今のところないからだ。アラビア語は口語をやる場合、どの国のを方言をやるか、という問題が常に付きまとう。市販の会話ブックなどもモロッコ、チュニジア、エジプト、東(イエメン、サウジ、イラクの辺り、クウェートやヨルダンもここか。)などと本が分かれている。このメソッドもそうだ。私は特定の国や地域に用があるわけでも住んでいるわけでもないので、どこと決められないのだ。今は基礎文法を少しやり始めたところなので、どこの口語にするかという問題は煩わしいだけだ。基礎文法を一通り終えるぐらいまで勉強を続けることが出来たら、そのときに考えようと思う。というわけで、今はアラビア語は会話は無視。この言語のこういうところが学習意欲を削ぎ、習得を妨げている、といつも思うのだが、そんなことを言っていても仕方がない。

 さて、ピンズラー、どうするかなー。

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テーマ : 語学の勉強
ジャンル : 学問・文化・芸術

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私のぴんずら

ご紹介いただきありがとうございます。私も触発されて一本記事を書きましたので、こちらを紹介させていただきました。

視聴してみて決して嫌いじゃないというか、指示に応えていくのは快感でしたが、この快感に埋もれたら先に進めないのではないかと思いました(私の場合)。

ピンズラー、英語-イタリア語間とか、英語-フランス語間とかでやるときはとても良いのではないかと思います。でも確かに文字も同時に攻めたほうが良い言語には非効率という感じもしますね。あと文法は別にちゃんとやったほうがよいと思います。

アラビア語の件、「この言語のこういうところが学習意欲を削ぎ、習得を妨げている」というの確かにあるかもしれません。私もどこの言葉やってるのか、わからなくなって失速しました。かえってエジプト語会話をやるぞ!(例)と決めてしまえばよいのでしょうが。

るもんがさんへ

 「ぴんずら」、平仮名で書くと別の趣き(?)がありますね。
 「この快感に埋もれたら先に進めないのではないか」、同感です。これ以外の勉強が出来なくなるのではないか、と不安を感じます。

 文字を攻めた方が効率がよい言語には不向き、と最初は思いましたが、ついつい字に頼りがちになる中国語をオーラルでやる意味もあるかも、とも思います。ただ、どちらにしても、これだけで勉強するのは良くないですよね。他の勉強法の補助で使うべき教材でしょう。

 アラビア語ではエジプト方言が外国語として学ぶ場合は主流のようで、教材も一番多いと思います。エジプトがアラブ諸国の中では文化的先進国という位置を持っているからでしょうか。シリア人とアルジェリア人、サウジ人が一緒にアラビア語を話しているところを見たことがありますから、どれかをきちんと勉強すれば他のもある程度分かると思うので、あまりこだわらずに始めればいいのかもしれません。

 教材の数から考えて、口語をやるときはエジプト方言かな、と思っていますが、そもそも文語と口語と分かれているこの言語、オリジナリティーはありますが、なんだかターゲットを定め難い言語ですよね。文語の入門段階で同時に口語をやると理解の妨げになりそうな気がしますし、ラテン語とイタリア語を同時に学ぶようなものではないでしょうか。1言語を学ぶのにそれはないでしょ、と思わないでもありません。それが魅力という考え方もありますけどね。

 「どこの言葉やってるのか、わからなくなって失速しました」、この言語を学習する上での問題点を上手く突いていると思います。全くその通り。漠然としているものを勉強している気になってしまうんですよね。その漠然感が消えるのはかなり勉強が進んでからなのではないでしょうか。奥が深すぎる、と入り口の辺りで思ってしまうのは私だけでしょうか。

 とにかく今はまだ踏み出したばかりなので、あまり先のことを考えすぎず、続けていきたいです。(じゃないと出来ない・・・。)
プロフィール

まゆの

Author:まゆの
1991年よりフランスに住んでいる。いろいろな言語をかじってはいるが使い物になるのはフランス語と英語だけ。中国語に限らず独学は初めて。こんなところで一人で何ができるのか挑戦してみようと中国語を始めるも思うように進まず、勉強を継続するためにこのブログを立ち上げた。その後、前に少し勉強したが忘れ去っているアラビア語とイタリア語も少しずつやり始めた。現在は、時間的な事情と学習環境が作りやすいイタリア語に集中することにして、あきらめずに続けている。メインブログとしてフランス語とフランス生活のブログを運営している。

2010年10月からしばらくイタリア語に集中することにし、

現在のメインテキストは
Allegro 3. +CD. Libro dello studente ed esercizi
その他、自主学習用にいくつかの参考書や問題集を使用している。

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