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フランス人向け中国語の教科書~大変そう~

C'est du chinois

  Jiaが買ってきてくれて使っているフランスで出版されている中国語学習書。内容を見るとおそらく大学生向けで、独習用ではない。2冊組で販売されているようだ。読み書き編と聞き取り編に別れており、聞き取り編は前に書いたようにピンインしかない。同じダイアログが収録されており、練習問題が違っているようだ。私は漢字のあるテキストのコピーをもらい、普段はこちらの方をよく使っている。(やはり漢字がないとJiaも分かりにくいのではないだろうか。)

 コピーをしてくれたJiaは、単なる漢字の運筆練習などは私が面倒がるのを知っていたらしく、会話や語彙のリスト、練習問題、作文などのページだけをくれた。ページ数が飛んでいるのでどのくらい飛んだのか分かるが、第一課が始まるのがなんと56ページ。それまで何をやっているのか。中国語の発音、表意文字とは何か、などをくどくどとやっているのではないか。1課と2課はJiaが簡単すぎるというので飛ばし、先日5課をやった。1課と2課は自習でひととおり読んだ。5課まででは文法的には知っていることばかりで易しく、語彙も漢字から推測がつくものばかりで難しくない。だから会話練習に集中できて、とてもいいと思う。

 しかし日本人の私には難しくないが、この本はフランス人にはかなりハードではないかと思ったりする。一課から漢字ぎっしりの会話文が出てくるので、全部漢字を覚えるんだろうなー。漢字は嫌、という人のためにもう一冊のピンインのみの本があるのではないか。これは大変だよ、と人ごとながら思ってしまう。しかも各課の末には同テキストの繁体字版が繁体字の語彙リストとともに入っている。まさかこれも全部覚えるってことはないよな。私は繁体字の方が好きかも、と思うのだが、混乱するので、ちらっと見る程度にして絶対覚えようとしないことにしてしまった。

 さて会話文のレジュメはというと、少し慣れてきて、短い文なら前よりはスムーズに言えるようになってきた。習っていて知っているはずなのに忘れて思い出せず適当に言ったところと、うっかり間違えたところを指摘された。

「馬力山(という人)のところで」と言いたくて、この言い方を習ったことは記憶していたのだが、どう言うのかは忘れていた。

马力山家

は使えない。家ではなくオフィスだったからだ。そこでいい加減に

在马力山

とやってみたが、やっぱり駄目。

马力山那里

と直されてやっと思い出した。そうだった、そうだった・・・。

“在”は「で」だよね、といった私に同意しながら“在”の横にひらがなで「で」と書いてくれた。濁点も忘れていないし、ちゃんと覚えている。上出来、上出来。

 文法間違いとしては

山本的同事没有工夫。

と言おうとしてうっかり「不」にしてしまい、失敗。やっぱりまだこんなことも間違えてしまうのだ。

parce que(なぜなら)をどういうのか忘れて教えてもらった。

因为 yin1wei4

便利なので次までに覚えてレジュメに入れよう。

 ところでこのテキストのタイトル、C'est du chinoisはそのまま訳せば「これは中国語だ。」ということだが、この表現は「さっぱり意味が分からない。」という意味なのだ。中国語は分からない言葉の代名詞、というわけだ。まだフランスに来たばかりのころ、うちに来たフランス人が本棚にあった日本語の本を広げてC'est du chinois!とつぶやいたので、私がNon, c'est du japonais. と言うと「知ってるけど、それじゃ意味が違う。」と言われた。このときに初めてC'est du chinoisという表現を知ったのだが、日本語がこの表現に選ばれなかったのを喜ぶべきか、悲しむべきか、微妙なところである。

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テーマ : 中国語
ジャンル : 学問・文化・芸術

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すごいタイトル!

なんと中国語の教科書の名前が「チンプンカンプンです」とのダブルミーニングですか!さすがフランス人はしゃれがキツイですね~。

と言いながら私もフランス製の教科書 Chinese with Ease (英語版)を使ってます。この教科書、元はフランス語版からの翻訳なので、学習者はフランス語を使っているという前提でダイアローグが書かれています。

中国人のキャラクターが「请原谅(すみません)。我的法文不好。」と言ったら、「没关系。我们说英文吧!」ですって!

るもんがさんへ

 そうでしょう、冗談きついですよね。中身の会話も教科書らしからぬところがあります。本当に大学で使っているんでしょうかねー。主人公の中国人女学生の彼氏が日本人のビジネスマン(電車の頭を売っている会社に勤めている)であり、二人が下らないことで喧嘩をしていたり、先生の娘の彼氏が不三不四(Jiaによると不良とかやくざとかいうようなことらしいです。)だったりします。会話がシュールなことがあり、これもフランスのエスプリ?

 フランス人は英語が嫌いだから知っていても話さない、と思われていることがありますが、そんなことはありません。英語が分からないから話さないことはあります。英語が分かる人はちゃんと話します。下手な人や上手い人がいますが、最近高等教育を済ませた若い人は概して英語が上手いですね。でもこの会話、英語ではなく中国語のほうが面白いように思います。ちょっと現実離れしているかな。

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こっそり外国語、というタイトルの奥ゆかしさに惹かれてbooknarkさせていただきました。

Bruxellesさんへ

 ありがとうございます。あまり大きい声で勉強していると言えるレベルではないので、「こっそり」やっています。偏狭ブログにお越しいただきありがとうございます。
プロフィール

まゆの

Author:まゆの
1991年よりフランスに住んでいる。いろいろな言語をかじってはいるが使い物になるのはフランス語と英語だけ。中国語に限らず独学は初めて。こんなところで一人で何ができるのか挑戦してみようと中国語を始めるも思うように進まず、勉強を継続するためにこのブログを立ち上げた。その後、前に少し勉強したが忘れ去っているアラビア語とイタリア語も少しずつやり始めた。現在は、時間的な事情と学習環境が作りやすいイタリア語に集中することにして、あきらめずに続けている。メインブログとしてフランス語とフランス生活のブログを運営している。

2010年10月からしばらくイタリア語に集中することにし、

現在のメインテキストは
Allegro 3. +CD. Libro dello studente ed esercizi
その他、自主学習用にいくつかの参考書や問題集を使用している。

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