スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
[PR] 台湾中国語翻訳

久々のGR “Notting Hill”

 先日ナントに行くTGVの中で読んだのがこの本。薄くて軽いので持ち運びが簡単だと思い、ハンドバッグに入れていたからだ。

   Notting Hill: Level 3, Penguin Readers (Penguin Longman Penguin Readers S.)

 この本は同名の映画をベースにして書き起こしたGRのようだ。映画は見たことがなく、映画の内容についての予備知識は何もなかった。主演男優の顔やは知っていたので、映画の場面を想像するのに役立ったとは思う。

 映画を元に書き起こした本を読むのはこれが初めてで、GR+映画のリライトという組み合わせについて考えられさせられるものがあった。GR紹介のサイトなどでは評価の高いGRのようだ。映画を見た人は映画のシーンや俳優たちの動作や表情を思い出しながら楽しめるので良いのではないかと思ったが、映画を見ていない私のような読者にはどうか。映画のシナリオか映画そのものを見ながら書いたと思われる本で、シーンの説明や登場人物の服装などが説明されているのだが、描写というにはお粗末な内容で(GRだから仕方がないが。)映画を知らない私は惹かれるものがなかった。会話なども映画から取っていると思われるが、映画では笑うシーンではないかと思われるシーンも笑いに至らない。何が足らないのか。やはり映像の持つ力、俳優たちの表情などがないからではないか。

 ストーリー自体も、ハリウッドの映画スターとイギリスのしがない書店主の恋という設定に無理があるように思ったのだが、映画で見るともっと自然な流れになっているのかもしれない。

 後半は二人の恋がどうなっていくのか(どう話をまとめるつもりなのか。)に興味が出て、映画のシーンが想像できる部分も多くなり、前半より楽しんで読めた。

 原作の映画が好きだった人、同映画に出演している俳優が好きな人、ラブストーリーが好きな方でGRを読みたい方にはお奨めできると思う。GRでないリライトも出ているようなので、そちらと読み比べて映画のリライト小説について考えてみるのも良いだろう。

[PR] 台湾中国語翻訳

テーマ : 洋書多読
ジャンル : 学問・文化・芸術

コメントの投稿

非公開コメント

きれいですね

このテンプレ、星座が描けるのですね。
面白くて読む前にずいぶん遊んでしまいました。

映画のGRはその作品を見ていないと解りにくいと云われますね。レベルが上の方のGRならまだ良いでしょうが、レベル2~3でも結構あって、2時間の映画をあの語数にまとめるのは無理があると思い今は避けています。

多読を始めた頃は「私にも読める英語の本があるなんて!」と謙虚に感動していたのに、最近は「GRって小説としてはイマイチだな」と少々偉そうにしています。

すいさんへ

  私も星座を書いて遊びましたよ。でも遊べるって分かるまでに時間がかかりましたけど。夏らしくていいかも、と思ってこれにしたのですが、(「こっそり」という題名上、あまりすがすがしいテンプレートは合わないと思うんです。)チャージに時間がかかるのが難です。

  謙虚!それです、私に足りないのは!GRを読んだのが最近ということもあるのでしょうが(英語はGR以外に既に読んでいたので)GRに関しては文句の方が多いです。やはり学習用に書き直したものはあまり期待できない、というのが結論です。やっぱりGRならリライトではなくてGR用に書いたものの方がいいでしょうね。GRの良い点は学校で習った英語から逸脱していることが少なくて疑問も沸かず簡単に読める、ということですが、その分、GRばかり読んでいるとGR以外のものが読めなくなるような気もします。

映画、見ました

まゆのさん、こんにちは。るもんがさんのところから来ました(といっても、しばらく前からメインブログ共々拝見しております)。フランス語、アラビア語、中国語などいろいろ書きたいこと(教えていただきたいこと)もありますが、今回はとりあえずNotting Hillについて。

この映画はアマゾンでの評価も高いようなので、英語のリスニング修行も兼ねて、レンタル店で借りてきてたった今、見終えました。全体的に悪くない映画だと思います。ただ、映画のかなり早い時点でアナはウィリアムに恋してしまっており、「なぜいきなりそうなるの?」という疑問がぬぐえません。最初から「大女優がしがない書店員と恋に落ちるという設定ありき」の映画に思えてなりませんでした。ただ、書店員のウィリアムは(気性の激しいアナとは対照的に)寛大、誠実かつ男らしい魅力的な人物として描かれており、映画を見ていくうちにアナが好きになるのも無理はないか(お似合いのカップルではないか)と思えてくるから不思議です(最後の最後にはもはや書店員と女優ではなくて、ヒュー・グラントとジュリア・ロバーツという単なるスター同士のカップルにしか見えませんが…笑)。

ラスト近くの記者会見のシーンも含め、「ローマの休日」を意識的にパクった、一種の「本歌取り」だと思いますが、2人が恋に落ちるまでの過程が丁寧に描かれている点で「ローマの休日」の方が(設定はさらに奇抜なのに)「ファンタジーとして」むしろわたしには自然な感じがします(最終的に新聞記者と王女の恋は実らず現実に戻っていくという点でも)。

日本のアマゾンではこのGRを☆5つで絶賛しているレビュアーがいますが、この人はすでに映画を見ているようです。わたしはこのGRは読んでいないので評価を下す資格はありませんが、あくまで映画を見た人が「英語の勉強のために」(映画のシーンを回想しながら)読む本でしょうか(GRではないシナリオ本のペーパーバックはあるようです)。

chez toiさんへ

  こんにちは。コメントありがとうございます。記事と直接関係なくてもゆるやかな関係があれば構いませんのでどしどしコメントしてくださいね。 

 映画を見られてのコメントで興味深く拝見いたしました。やはり「ローマの休日」のパクリなのですね。読んでいて記者会見の部分で「ローマの休日」を思い出しました。また表紙の女優さんの雰囲気がヘップバーンに似ている気がするのでさらに「ローマの休日」に関連付けていました。映画を見た方のご意見ですから製作側も意図してやったことでしょうね。
 少しずつ書店主が魅力的に見えてくるところは興味深いですね。本ではぴんと来ない感じがしました。恋のきっかけが不自然に見えたのですが、それは映画も同じのようですね。
 実らずに終わった「ローマの休日」の方がストーリーとして納得できるし味もあるように思いますが、ヒュー・グラントを起用して実らぬ恋というシナリオはないのかもしれませんね。
 実は記事に嘘がありました。映画をベースにしたGRはこれで2冊目です。ただ前に読んだのは映画を見ながら書いた、という感じがしない内容でした。今回のGRは映画のシーンやせりふを再現しようとして書かれた印象が強く残ります。GRですから仕方がないですが、リライト小説なら映画とは独立して鑑賞できるレベルのものを書いて欲しいと思います。やはりこれはおっしゃるとおり、映画を見て気に入った人が映画を思い出しながら読むものですね。GRはいつも文句ばかり言っていますね。しかし英語の勉強と映画をつなげた、ということで評価できるのかもしれません。

ちょっと補足です

日本語版Wikipediaの「ローマの休日」のエントリを読んでいたら、「ローマの休日をモデルにした作品」という項目があり、そこに「ノッティングヒルの恋人」が挙がっていました。しかし、少なくとも英語版、フランス語版、スペイン語版を読んだ限りではそのような言及は見つかりませんでした。たとえ、「ノッティングヒルの恋人」に「ローマの休日」を彷彿とさせる部分があったとしても、それが制作側から明示的に発表されたものでない以上、(たとえそれが--少なくとも日本の--映画ファンの間では「定説」になっているとしても)、日本語版以外のWikipediaでは「そのような根拠のない推測を記載するのは百科事典の性質になじまない」と考える執筆者が多いのかもしれません(一方、日本語版Wikipediaは主観的、趣味的かつ瑣末なデータを掲載しすぎる嫌いがあるのかも)。

過去ログによると、1冊目に読んだ映画ノベライズ版のGRはRain Manだったのですね。ノベライズ版を独立した作品として鑑賞に堪えるものにするにはかなりの筆力が要ると思われますので、いずれにしてもNotiing Hillの書き手は「プロではなかった」ということでしょう。

さらに過去ログによると、まゆのさんはアメリカ映画を字幕なしで楽しめる英語力をお持ち(だった)とのこと(師匠と呼ばせてください!)。その(成人後に獲得した)レベルの高い英語力を失ってしまったというのは非常に考えにくいのですが。。。フランス語に没頭しすぎた結果なのでしょうか。

p.s. ウィリアムは書店の従業員ではくてオーナーでしたね。失礼しました。

chez toiさんへ

  「ローマの休日」を意識していたとするのは日本の映画ファンの一致する意見なのでしょうね。私も日本人として同じ解釈をしたわけで(映画は見てないですが。)連帯感(?)を感じました。
 確かに日本語のウィキは個人的な趣味に走っている記述がフランス語のウィキよりずっと多いように思います。でも芸能関係の記事はその方が興味深いことも多いのではないでしょうか。百科事典としては不適切ですが。
  このブログを始める少し前に、YouTubeでアメリカ映画(じょにー・デップの出るカリブの海賊の映画)を見ていて、たまたま日本語字幕が出ていたので字幕を読んでいる自分に気がついて、ちょっとショックでした。昔は100%理解していたことはなかったにしても字幕なしで十分鑑賞出来ました。アメリカ英語を話したり聞いたりすることの多い職場でしたので聞きなれていた、ということもあるかもしれませんし、英語に興味があって勉強していたので語彙も今より多かった、ということもあると思います。
 もう少し考察して記事にまとめたいと思います。語学の習得や上達などと関連する内容になると思いますので。
プロフィール

まゆの

Author:まゆの
1991年よりフランスに住んでいる。いろいろな言語をかじってはいるが使い物になるのはフランス語と英語だけ。中国語に限らず独学は初めて。こんなところで一人で何ができるのか挑戦してみようと中国語を始めるも思うように進まず、勉強を継続するためにこのブログを立ち上げた。その後、前に少し勉強したが忘れ去っているアラビア語とイタリア語も少しずつやり始めた。現在は、時間的な事情と学習環境が作りやすいイタリア語に集中することにして、あきらめずに続けている。メインブログとしてフランス語とフランス生活のブログを運営している。

2010年10月からしばらくイタリア語に集中することにし、

現在のメインテキストは
Allegro 3. +CD. Libro dello studente ed esercizi
その他、自主学習用にいくつかの参考書や問題集を使用している。

カテゴリー
最近の記事+コメント
ブログ内検索
最近のトラックバック
リンク
管理者ページ
RSSフィード
FC2カウンター
月別アーカイブ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。