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「夜間飛行」を読み終えて

 私にしては珍しく精読を始めることになったこの作品、サンテグジュペリのVol De Nuit 夜間飛行」を昨日読み終えたので一言書き残しておこう。

 この作品を精読することになったいきさつは別記事(→こちら。)で述べたが、(メインブログの関連記事は→こちら。)朗読CD を牽引力のようにして読み進むつもりでいたが、半分ぐらいから話が面白くなり、朗読CDは無視して読み進んでしまった。読み終えた今、改めて朗読をゆっくり聞こうと思っているところだ。

 精読の精度はどんどん落ちていった気がするが、最後まで「辞書を引く」という姿勢は崩さなかった。一度に1章のつもりでいたが、一気に3-4章読んだこともあった。1章が短いものだと3ページに満たないのですぐ終わってしまうこともあるが、続きが読みたかった、たまたま待ち時間などで暇だった、という好条件が重なったからだ。

 一日一章、と当初思っていたがこれは守れず、結局読了に一ヶ月ぐらいかかった。短い作品なのにこれほど時間がかかったのは辞書を引くことにこだわったからだ。外出先に辞書やノートを持っていくのに抵抗があって控えたこともある。でも後半は外出先にもロワイヤル・ポッシュ仏和・和仏辞典 (実はこれのほうが電子辞書より軽くて小さい。)を持ち込んで膝の上でノートに単語を書いたりもした。今見ると字が乱雑なのでどの箇所か分かる。

 調べた単語の数は一番多い第一章で29語、少ない章ではゼロ、1語とか2語、3語の章もある。書き出した分は小型のノートの14ページ分にあたる。

 この本は描写が誌的で美しいのも魅力だが、人間の尊厳や命、使命、愛などいろいろなことを考えさせらるのも面白い。でも決して堅苦しいわけではなく、冒険ストーリー的な要素もある。それでいて淡々とした無駄のない文章で、人気の高い作家だというのも納得がいった。「星の王子さま」とは全く違う顔を見せていると思う。というより、こちらの方が本当のサンテグジュペリなのではないだろうか。飛行機乗りでないと書けないような空や空からの眺めの描写は美しく、それだけでも読む価値があるような気がした。

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テーマ : 洋書多読
ジャンル : 学問・文化・芸術

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プロフィール

まゆの

Author:まゆの
1991年よりフランスに住んでいる。いろいろな言語をかじってはいるが使い物になるのはフランス語と英語だけ。中国語に限らず独学は初めて。こんなところで一人で何ができるのか挑戦してみようと中国語を始めるも思うように進まず、勉強を継続するためにこのブログを立ち上げた。その後、前に少し勉強したが忘れ去っているアラビア語とイタリア語も少しずつやり始めた。現在は、時間的な事情と学習環境が作りやすいイタリア語に集中することにして、あきらめずに続けている。メインブログとしてフランス語とフランス生活のブログを運営している。

2010年10月からしばらくイタリア語に集中することにし、

現在のメインテキストは
Allegro 3. +CD. Libro dello studente ed esercizi
その他、自主学習用にいくつかの参考書や問題集を使用している。

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