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語学CD・カセットの声

 先週、縁あって日本語能力試験の試験監督をした。担当したのは4級で50人程度の会場の責任者ということで(当日行ってみたら、はい、あなたが責任者です、みたいな感じで驚いた。)時間の管理などでちょっと緊張した。終了5分前に知らせなければならなかったからだ。さらに緊張したのが聴解問題。万が一機械の故障などのトラブルがあったら・・・と思わないでもなかった。一応事前にチェックはしてあり、故障時の連絡先ももらっていたが、事故がないとも言えない。

 そんな緊張の中(受験者も緊張しているだろうが監督者だって緊張するのである。)で聞いた聴解試験のCDだが、密閉してあり、もちろん試験前に勝手に開けていじるなどもっての外で、受験者と同時に初めて聞くことになった。

 CDが始まって驚いたのが録音の声。女性の声で低くかすれており、初級学習者向けのゆっくりな話し方と相まってセクシーさ満点。試験なのでもちろん話す内容がセクシーなわけはないのだが、会話などもあり男女いろいろな人の声が入っていたが、主となるナレーターがセクシーヴォイスなのだ。「試験でこんなのってあり?」と内心かなりびっくりしてしまった。普通はもっと事務的で妙にはっきりした話し方をするのではないのだろうか。最近の試験は傾向が変わってきたのか?受験者の緊張を和らげるためのサービスなのか?といろいろ考えてしまった。後で同級の他の監督者に尋ねたら、声がセクシー、というのに同意していた。

 セクシーかどうかはともかく、語学の学習でいろいろな種類の声を聞くのは必要なことだと思う。入門の頃は不自然にはっきりとした発音で異様に遅い話し方、というのも、有り得るかもしれないが、出来ればそういう生ぬるい教材ばかりではなく、自然な発話に近い音声教材も使いたいものだ。

 だいたい教材の会話はある程度わざとらしいものだと思ってきたが、この頃はわざとらしさが少なく自然な発話に近い教材も出てきているし、上級者向けでは自然なインタビューなどが使われている。(もちろん言語によるが、メジャーな言語では、という話だ。)

 語学学習者としては、耳に心地より声の録音をもちろん望むのだが、職業的訓練の行き届きすぎた話者の録音にはやはりわざとらしさを感じるし、そういうものばかりではなく、子供の声なども混じったものを楽しいと感じる。分かりやすいものが面白いとは限らないのが難しいところだ。

 また録音の内容にあった声を使って欲しいと思う。以前イタリア語の教材のカセットで、中高生の役を年配者の声が担当しており、状況把握に時間がかかったことがあったし、日本語の教材で、学生の役をやっていたのが成熟した声の男性で、違和感を感じたことがあった。マイナー言語ではネイティブにしても素人が劣悪な環境で録音したものと思われる教材もあったし、ネイティブスピーカーが死に絶えた古典語のCDも出ているようなので、そういう言語の発音はどうなっているのだろうか、思ったりもする。教材製作側の苦労も想像できるが、学習者としては楽しめる音声教材を期待したい。

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テーマ : 語学・国際交流
ジャンル : 学問・文化・芸術

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プロフィール

まゆの

Author:まゆの
1991年よりフランスに住んでいる。いろいろな言語をかじってはいるが使い物になるのはフランス語と英語だけ。中国語に限らず独学は初めて。こんなところで一人で何ができるのか挑戦してみようと中国語を始めるも思うように進まず、勉強を継続するためにこのブログを立ち上げた。その後、前に少し勉強したが忘れ去っているアラビア語とイタリア語も少しずつやり始めた。現在は、時間的な事情と学習環境が作りやすいイタリア語に集中することにして、あきらめずに続けている。メインブログとしてフランス語とフランス生活のブログを運営している。

2010年10月からしばらくイタリア語に集中することにし、

現在のメインテキストは
Allegro 3. +CD. Libro dello studente ed esercizi
その他、自主学習用にいくつかの参考書や問題集を使用している。

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