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小学館「伊和中辞典」を購入

 一月ほど前、ついに伊和辞典を購入した。もともと安くない上に送料を負担したので、思い切っての購入であった。

伊和中辞典

 今まではLarousse de poche français-italien / italien-français を使っていた(今も使っているが)。これは古い版で今はきれいな装丁になった新版が出ており、内容も改定されているようなので、そちらも買いたいのだが伊仏辞典の大きな欠点は、どれがイタリア語でどれがフランス語なのか一目で分かりにくいことである。特に細かい字で一色刷りなので、熟語類が探しにくい。そこでやはり日本人は日本語の方が視覚的にも分かりやすい、と思い、今年度はイタリア語を頑張りたいという意気込みの象徴として辞書を新調したわけである。

 購入のもう一つのきっかけは、手持ちの伊仏辞書で活用している動詞を見つけられず長い時間を要したことである。原形で載っていないのである。そこを行くと、日本の学習辞典は親切で、不規則動詞の語幹でも探すことが出来る。riesciという語の原形が何か分からず、前後関係から意味を予想して仏伊で単語を見つけ、その活用をベシュレル(動詞活用ブック)で確認する、という何とも効率の悪いことをやって見つけ出した。分かって見ればなんのことはない、riuscireなのであるが、気がつかない時は分からないものである。(後で分かったことだが、活用した形をグーグルで検索すると原形が出てきたので、今後分からない時に試してみたい。)


 さて、購入した辞書だが、手元に届いてすぐriesciを探してみた。すぐ見つかったので、これは使えそうだ、と思った。アマゾンのサイトでは評価が分かれているようだったが、私自身は使いやすいと思っている。カラー刷りではないが見出し語が大きくなっていて工夫が感じられるし、アクセントの位置が示してあるのも良い。発音のカタカナ表記がある辞書があるようだが、IPA表記で十分である。

 最近電子辞書ばかり使っていて、紙の辞書の手触りや香りが新鮮に感じられる。

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テーマ : イタリア語
ジャンル : 学問・文化・芸術

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プロフィール

まゆの

Author:まゆの
1991年よりフランスに住んでいる。いろいろな言語をかじってはいるが使い物になるのはフランス語と英語だけ。中国語に限らず独学は初めて。こんなところで一人で何ができるのか挑戦してみようと中国語を始めるも思うように進まず、勉強を継続するためにこのブログを立ち上げた。その後、前に少し勉強したが忘れ去っているアラビア語とイタリア語も少しずつやり始めた。現在は、時間的な事情と学習環境が作りやすいイタリア語に集中することにして、あきらめずに続けている。メインブログとしてフランス語とフランス生活のブログを運営している。

2010年10月からしばらくイタリア語に集中することにし、

現在のメインテキストは
Allegro 3. +CD. Libro dello studente ed esercizi
その他、自主学習用にいくつかの参考書や問題集を使用している。

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