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ネイティブが直接教えるダイレクトメソッドの長所、短所、サバイバル方法

 イタリア語の習い始めたことは先の記事に書いたが、実はイタリア人の先生がイタリア語で教える授業で、フランス語での解説はほとんどない。私はこういうダイレクトメソッドで語学を勉強するのは初めてではなく、今までに英語とフランス語を勉強したことがある。

 最近この学校に通ったことがあるという知人と話すことがあった。その人は外国語が堪能で語学の才能があるとされている人であるが、途中でついていけなくなってやる気を失くし止めてしまったと言っていた。ついていけなくなった理由は、ずっとイタリア語で説明していてさっぱり分からなかった、ということらしい。

 私もイタリア語クラスにいて思うのだが、今までのダイレクトメソッドの時よりも自分の理解度が低い気がする。英語は何年も真面目に勉強した後でネイティブの先生の授業を受けたので、先生が言うことはほとんど全部分かる状態だった。フランス語は英語ほどではなかったが、今思い出してもクラスの中では分かっている方に位置しており、「え、今の何?」という瞬間はほとんどなかった。

 今のイタリア語のクラスでは、もらうプリントには知らない単語がたくさんあるので授業中にそれを調べたり後で調べるために線を引いたり、と忙しく、他の生徒が話している内容が全部分からないこともある。

 ここで思うのはダイレクトメソッドの長所と短所である。ダイレクトメソッドには他の言語で説明するメソッドにはない良い点があるのは確かである。ネイティブの先生の自然な発話は場面に合っており、頭に残りやすいし、学習内容が現実(動作、その時その場の話題)に直結しているので不思議と記憶に残る。何より、学習言語のリズムというか音声が自然に体に染み付く感じで、授業を終えて外を歩きながらも、この場合ならイタリア語のリズムなり抑揚が体の中に流れているように感じられる。こういう経験を繰り返すと発音もよくなり聞き取りも上達すると思う。さらに翻訳に時間を取られないので授業中に扱う原文の量が多く、ネイティブの先生は量が多かろうと多少難しかろうと、恐れずどんどん投入してくる。また何度も耳にするので自然に覚えてしまう要素も多い。無謀に難しいテキストを読まされた結果、どうにかなってしまった、ということを経験したのはいつもダイレクトメソッドである。他の言語を介さず学習言語のみに集中し、その中で何かをつかんでいくやり方は有効であると思う。

 ただ、短所もやはりある。知人が言っていたように、分からない場合、さっぱり分からなくなってしまう危険がある。自分も発言できず、他の人の発言も、先生によるフォローも分からないとなるとやはり面白くないし、やる気もなくなる。また、ダイレクトメソッドは、生徒に一種の勘が必要で、勘が働かない場合、難しい。また先生は生徒の勘に頼ってあまり細かく説明しない傾向に陥りやすい。文法の説明ももちろんあるのだが、文法用語が既に外国語であるので、それに慣れるのに時間が必要で、既に知っている言語で説明を受けるのに比べて学習者の労力が増えると思う。

 以上のような短所を考えると、ある程度知識を持った言語の学習にはダイレクトメソッドは効力を発揮するが知識ゼロの言語には効率が悪いように思う。

 今回イタリア語のクラスをどう乗り切るか、であるが、私が思うに、とにかく復習、自習を強化することである。文法事項を復習し、特に会話で必要なので動詞の活用をチェックする。授業では辞書を使ってその場で調べたり、先生に質問したりして単語の意味を知り、話題についていく、気になる点はメモして後で調べる、などである。そして授業ではなるべくいろいろ発言し、参加する、これに尽きる。そして100%分からなくても気にせず、努力を続けることだ。

 というわけで、最近イタリア語の勉強に努力しているのである。
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テーマ : 語学の勉強
ジャンル : 学問・文化・芸術

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プロフィール

まゆの

Author:まゆの
1991年よりフランスに住んでいる。いろいろな言語をかじってはいるが使い物になるのはフランス語と英語だけ。中国語に限らず独学は初めて。こんなところで一人で何ができるのか挑戦してみようと中国語を始めるも思うように進まず、勉強を継続するためにこのブログを立ち上げた。その後、前に少し勉強したが忘れ去っているアラビア語とイタリア語も少しずつやり始めた。現在は、時間的な事情と学習環境が作りやすいイタリア語に集中することにして、あきらめずに続けている。メインブログとしてフランス語とフランス生活のブログを運営している。

2010年10月からしばらくイタリア語に集中することにし、

現在のメインテキストは
Allegro 3. +CD. Libro dello studente ed esercizi
その他、自主学習用にいくつかの参考書や問題集を使用している。

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